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薬物治療 書籍

臨床薬剤師が薬物治療を行ううえで必要と思われる、また、あってよかったと考えている書籍を紹介します。これらの書籍を参考に、病む患者さんのために最適な薬物治療が施されるよう日々活躍していきましょう。

臨床薬剤師のための薬物動態に関する書籍

「薬物動態学」というと数式が羅列したような記憶から、学生時代のにが〜い思い出が頭をよぎる方も多いことでしょう。しかし、臨床薬剤師として活躍していく以上、「薬物動態」を避けて通ることはできないと考えます。ただし多くの人が学生時代に経験した難しい数式を理解しなければならないわけではなく、薬物が人体に吸収され代謝され排泄されていくのかという原理を理解し、それを具体的に投与量、血中濃度に反映すべく数式にあてはめるという実は、目の前がぱっと開けたように明らかにする学問だといえます。
学生時代に使用した書籍も有効かもしれませんが、より臨床で活躍できると思われる書籍を以下に紹介します。

改訂 ウィンターの臨床薬物動態学の基礎―投与設計の考え方と臨床に役立つ実践法
臨床薬物動態学 薬物治療の適正化のために
臨床薬物動態学―臨床薬理学・薬物療法の基礎として
図解 よくわかるTDM―基礎から実践まで学べるLesson125
薬剤師・薬学生のための実践TDMマニュアル
医療薬学臨床薬物動態学


臨床で必要な薬物動態の知識を得るために必須の書籍は「ウィンターの臨床薬物動態学の基礎」「臨床薬物動態学 薬物治療の適正化のために」の2冊だと考えます。同時に2冊購入し、平行して勉強することがベストだと考えますが、どうしてもまず1冊という方は緒方宏泰先生著「臨床薬物動態学 薬物治療の適正化のために」がよいかもしれません。「臨床薬物動態学 薬物治療の適正化のために」は「ウィンターの臨床薬物動態学の基礎」の言葉足らずな部分をより濃密に書かれていると思います。ただし、理解するには本当に時間がかかります。能力やセンスにもよると思いますが・・・。とにかく、じっくり腰をすえて取り組む覚悟が必要です。この2冊を熟読し、自分なりの薬物動態理論が出来上がったところで加藤隆一著「臨床薬物動態学―臨床薬理学・薬物療法の基礎として」とローランドトーザー「医療薬学臨床薬物動態学」をざっとよむとより柔軟な薬物動態学の知識が身につくと考えられます。
とにかくにわかでよいので知識を得たいという人には木村利美先生著「図解 よくわかるTDM―基礎から実践まで学べるLesson125」「薬剤師・薬学生のための実践TDMマニュアル」の2冊がお勧めです。ただし臨床薬剤師として活躍していきたいならば、この2冊だけでは絶対に不十分です。しっかりとした基礎知識を持っている人がこの2冊を読むのと、基礎知識もないままおいしいとこ取りしようとするひとが読むのとではまったく違います。基礎知識のない人がにわかの知識だけで薬物動態を実際の臨床に適用するのは非常に危険な行為です。ぜひじっくりと薬物動態には取り組んでいってください。


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